当社は、産業や物流の発展となるベルトコンベアで携わってきましたが、次世代の為に、より良い環境を残すべくSDGsに取り組み、地球温暖化の中で特に深刻なゴミ問題を、一気に解決するナチュラルテクノロジーボックスを開発製造致しました。
特徴は、無燃料でダイオキシンも出さず、ほとんどのゴミを微量の無機質な灰に変えることが出来ます。
ベルトコンベアの登場は1866年、イギリスで初めて帆布入りゴムベルトのコンベアが使用されるようになり、日本では、明治39年ごろから製造がはじまります。歴史を見ると、100年以上使用されてきたゴムベルトは、未だに焼却・融解処理の後、埋め立てるという処理方法がとられています。我々、ベルトコンベア業界に従事する事業者は、この現状を変え、後世に環境問題を残さない使命が存在するはずです。
天然ゴムを原料としたゴムベルト、その多くは破砕を行った後に焼却・溶融処理を経て、最終処分場にて埋め立てされています。ゴムベルト以外にも、使用済みのタイヤや防舷材などの大型ゴム製品もこのような処分方法がとられています。それは、これらのゴム素材が「産業廃棄物」に該当し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で処理方法が定められていることに起因します。
元来、埋め立て処理をされてきたゴムベルトなどの産業廃棄物を、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に抵触しないうえ、低コスト、短期間、何より自社での処分が可能。無燃料で稼働し、ダイオキシンを出さず、ゴムベルトを無産化セラミック灰に変えることができます。
ナチュラルテクノロジーボックスは、何もかもが従来のゴム処理減容機とは違います。
一般的な焼却施設での処理に比べ、光熱費は半分程度・燃料費なしと低コストで、24時間稼働・1日2時間程度の作業時間など、人的コストの削減も実現。ゴムだけではなく、特別医療廃棄物を一般医療廃棄物の処理で済ませることも可能になり、幅広い業界で活用可能。
ゴムベルトは勿論のこと、使用済みのタイヤや防舷材、ゴム以外にも医療ごみなど、どんなゴミでもダイオキシンを発生させず、酢液とセラミック灰に変え、1/200~300ℓに圧縮いたします。
この灰の最終処理には、埋め立ての必要がなく、畑の肥料化など、様々な手法での処理が可能になったことで、環境への悪影響を限りなくゼロにできます。
また、ゴム・ごみ処理の年間コストを従来の20~30%程度に抑えることができ、費用面・効率面・環境面に配慮した前衛的な減容機です。
※仕様に合わせ、形状変更致します。
型式 | サイズ(単位:mm) | 容量 | 投入量 | 重量 |
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NTB-1.5 | D2,077×W2,244×H1,633 | 1.5m³ | 0.7m³/1日 | 2トン |
NTB-3.5 | D2,277×W2,744×H2,633 | 3.5m³ | 1m³/1日 | 4トン |
NTB-4.5 | D2,477×W3,244×H3,633 | 4.5m³ | 2m³/1日 | 5トン |
空気の磁力化とは、マイナスイオン化の状態を炉内に発生させることです。NTB-Mは磁気と鉱物を、数種独自の比率で組み合わせた特殊鉱物の両方でマイナスイオンを発生させています。
空気中や有機物には水分が含まれており、この水分が磁力によって弱い電気分解を発生させ、水分分子は水素イオンと水酸イオンに解離します。この時の電圧は1ボルト以下のごく微弱なもので、酸素発生はしません。このうちプラスイオンは電極のマイナスイオンに引き付けられ、マイナス極から放出される電子を統合して安定化し水素ガスとして空気中に放出されます。一方マイナスイオンは水分子と統合してヒドロキシルイオンを発生させます。
空気磁場ではヒドロキシルイオンが増え続け、瞬間的な間欠放電を繰り返します。
有機物の炭素分子に磁気エネルギーを持ったヒドロキシルイオンがぶつかると熱が発生し、無酸素状態で熱分解が起こります。この原理が早く炭素化を促し、さらに残渣は空気磁場化で自滅したため、磁気を帯びた無機化したセラミック状態になります。
NTB-Mは、化石燃料を使用せず現在の廃棄物(有機物)を1/200〜1/300に減容できる為、処理経費も軽減できます。
NTB-Mは、医療ゴミに対しても、メリットがあります。通常の感染性廃棄物の廃棄は高額ですが、NTBを使用し、滅菌することで、特別医療廃棄物から一般医療廃棄物の処理で済ませることができます。
NTB-Mの稼働に必要な、電気・水道を合わせても、1ヶ月30,000円に抑えることができます。
※地域または、東西離島での使用料金は異なります。
※NTB-Mは、250℃〜300℃で熱処理し、最低8時間・最高24時間の熱処理を行う為、下記のマニュアルに全て対応しております。
「滅菌装置で滅菌または肝炎ウイルスに有効な薬剤又は加熱による方法で消毒(感染症法その他の法律に規定されている疾患にかかる感染性廃棄物にあたっては、当該法律に基づく消毒)するものとする」
「(4)に該当する」
「1. 180℃で30分以上作用」
「2. 大量の場合、200℃で1時間以上作用」
一般的な焼却施設 | ナチュラルテクノロジーボックス | |
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都道府県申請 | 初回のみ、140,000円 | 無料 |
光熱費 | 50,000〜100,000円 | 30,000円前後 |
設置⾯積 | 10坪 | 3坪 |
年間検査申請 | 年1回申告義務 | 都道府県による |
燃料費 | 200,000円 | なし |
焼却速度 | 5〜6時間 | 24時間連続 |
燃焼率 | 1/50 | 1/200〜300 |
最終灰処理 | 埋⽴地までの運搬 | 畑の肥料化 |
1⽇作業時間 | 毎時間の⾒回り | 2時間前後 |
ダイオキシン発⽣率 | 1000℃まで⽕⼒が必要 | 超微量 |
年間コスト | 2,500,000円 | 600,000円前後 |
炉内温度 | 800℃以上 | 250℃~300℃ |
燃焼方式 | 火力燃焼 | 磁気式低温熱分解 |