鉱業現場イメージ

鉱業現場のベルトコンベア
に関するご相談

どんな場面で活躍するのか

鉱業現場では、鉱石・岩石・土砂などのバラ物を大量に、長距離かつ連続的に搬送する必要があります。人や車両での搬送はコストと安全リスクが大きく、コンベア化により搬送の安定化と省力化を実現します。現場は粉塵が多く、摩耗性の高い材料を扱うため、設備は過酷条件に晒されます。

蛇行やシュート詰まりが起きると停止の影響が大きく、復旧にも時間がかかります。そのため、耐摩耗仕様、粉塵対策、清掃性、計画保全の体制が重要です。搬送量の変動や異物混入もあるため、設備設計と運用ルールを一体で作ることが安定稼働の鍵になります

鉱業現場でよく使われているコンベア

鉱業現場では、大量搬送に強いベルトコンベアが基本となります。長距離搬送や高低差がある現場では、ケーブルベルトのように長距離に適した方式が採用されることもあります

また、粉塵飛散を抑えたい場合や、曲線搬送・環境対策が必要な場合パイプコンベアが選ばれます。いずれも共通して、摩耗性の高い材料への耐久性、粉塵・付着への対策、シュート部の設計が重要です。搬送停止の影響が大きい現場ほど、点検項目の定量化(摩耗・温度・振動)と、消耗部品の計画交換、緊急時の迅速対応体制が稼働率を左右します。

01.ベルトコンベア

人力での運搬が困難な重量物や、一定量を安定して流したい工程に特に有効で、設置場所のレイアウトに合わせて直線、傾斜、曲線など様々な構成が可能です。
用途や搬送物の特性に合わせて、ベルトの材質、表面形状、速度、搬送能力を最適化することにより、省人化、安全性、および作業品質の向上に貢献します。

ベルトコンベア

「ベルトコンベア」の詳細を見る

02.ベルトコンベア(ケーブルベルト)

ケーブルベルトは、長距離搬送に適した方式の一つで、ベルトをケーブルで支持するなどの構造により、長距離でも安定した走行を確保しやすい点が特長です。鉱業のように搬送距離が長く、搬送量も大きい現場では、設備の停止がそのまま生産へ影響するため、長距離に強い方式が有効になります

一方、芯出しや張力管理、支持部の健全性が重要で、わずかなズレが蛇行や偏摩耗を招きます。粉塵環境では支持部の摩耗も進みやすいため、点検周期の設定と、摩耗部品の計画交換、清掃・防塵の仕組み化が安定稼働のポイントです。

03.パイプコンベア

パイプコンベアは、ベルトを筒状に丸めて搬送する方式で、粉塵飛散や落鉱を抑えやすいのが特長です。鉱業現場では粉塵が環境・安全・設備劣化の要因になるため、飛散を抑えられる方式は大きなメリットがあります。また、曲線搬送が可能な構成もあり、地形や設備配置に制約がある現場で有効です。

一方、ベルト形状を維持するためのローラー配置や調整が重要で、摩耗や芯ズレがあると走行不良や異音につながります。点検ではローラー状態、ベルトの偏摩耗、付着物の堆積を重点的に確認し、清掃と調整を計画化することが安定稼働に直結します。

よくあるエラー

01.蛇行

鉱業現場の蛇行は、粉塵堆積や摩耗による走行系の変化、投入偏り、フレーム歪みなどが複合して発生しやすいのが特長です。蛇行を放置するとベルト端部が摩耗し、裂けや落鉱につながります。長距離搬送では蛇行の影響範囲が大きく、復旧に時間がかかりやすいため、早期対応が重要です。

対策として、芯出し・張力の定期点検、投入部の整流、付着物の除去、ローラー回転状態の監視が有効です。蛇行が“頻発する箇所”は原因が固定化していることが多いため、局所改善(支持剛性、ガイド、シュート形状)で再発を抑えます。

02.粉塵飛散

粉塵飛散は作業環境悪化だけでなく、軸受や駆動部への侵入による摩耗加速、清掃負荷増大、周辺設備への堆積など、多方面に悪影響を及ぼします。飛散が増える要因は、投入・排出部の落下条件、ベルト速度過大、カバー不足、乾燥した搬送物などです。

対策は、カバー・集塵・散水などの環境対策と、投入・排出シュートの最適化、落下高さ低減、ガイドの設置です。粉塵は“放置すると設備寿命を縮める”ため、環境対策を保全の一部として設計し、点検・清掃を仕組み化することが重要です。

03.シュート詰まり

シュート詰まりは、搬送物の粒度変化、湿り、粘性の増加、異物混入などで発生しやすく、詰まると下流が一気に停止します。鉱業では搬送量が大きいぶん、詰まり時の復旧作業も重くなり、停止損失が拡大します。

対策として、詰まりにくいシュート形状(角度・内面材)、付着抑制材、振動・エアノッカー等の補助、清掃性(点検口)を確保します。詰まりが起きた際は、原因(湿り、落下条件、粒度)を記録し、条件が変わるタイミングを把握することで再発防止につなげられます。

エラーの原因

日々の管理を徹底していないイメージアイコン

日々の管理を徹底していない

ベルトコンベアは管理が命です。急業務の停止や従業員事故にもつながります。定期的なメンテナンスは必ず行いましょう。

古い設備のまま放置しているイメージアイコン

古い設備のまま放置している

老朽化した設備は、軽微な異常が常態化しやすくなります。突然の停止やベルト破損で復旧費と損失が膨らむため、計画更新が重要です。

整備するスタッフがいないイメージアイコン

整備するスタッフがいない

点検・清掃など、日常保全を怠ると異常の芽を見逃します。外部保全や定期点検の仕組み化でカバーする発想が必要です。

トラブル時、相談できる業者がいないイメージアイコン

トラブル時、相談できる業者がいない

異常発生時に原因特定と応急処置が遅れると二次故障に発展します。部品調達・調整・補修まで一貫できる相談先が重要です。

01.危険性の認識向上

コンベアは回転時に挟まれ・巻き込まれなどの事故が発生する危険があります。保全作業では、停止確認(ロックアウト・タグアウト)、非常停止の位置確認、手袋や服装のルール、単独作業の禁止など、基本の安全手順を徹底することが最重要です。安全カバーを外したまま運転しない、清掃時に手を入れない、といった当たり前のルールが事故を防ぎます。

日々のKY(危険予知)とヒヤリハット共有を仕組みに落とし込み、作業者の“慣れ”による油断を抑えることが、安定稼働と安全の両立につながります。

危険性の認識向上

02.ゴムベルト・フレームなどの目視確認

日常点検では、ベルト表面の傷・裂け・偏摩耗、蛇行の兆候(片側だけ擦れる)、プーリ・ローラーの回転ムラ、フレームの歪みやボルト緩み、付着物の堆積を重点的に見ます。加えて、異音・振動・温度上昇は“故障の前触れ”として記録し、変化を追えるようにするのがトラブル防止策として有効です

点検は「見た瞬間の判断」だけで終わらせず、写真・数値(温度、振動)・発生条件を残すことで、原因切り分けと再発防止が速くなります。

定期的な目視確認と給油

03.信頼できる業者との付き合い

コンベアは、据付精度・張力管理・搬送条件が少し変わるだけで不具合が出やすい設備です。現場を理解し、調整だけでなく“原因を潰す提案”までできる業者と組むことで、停止回数と修理費を抑えられます。

定期点検の頻度、消耗部品の標準在庫、緊急時の連絡体制、更新提案(老朽化対策)まで含めて保全を設計すると、トラブルに強い運用になります。単発対応ではなく、設備管理として伴走できるパートナー化がポイントです。

信頼できる業者との付き合い

ベルコンが提供する物流倉庫におけるベルトコンベアの課題解決

設計・製作・設置イメージアイコン

ベルトコンベアの設計・製作・設置

  • 既設にあるプラント複製
  • 故障したベルトコンベアのリニューアル
  • 工場の新規設立に伴うベルトコンベアの製作・搬入
ベルト・パーツ販売イメージアイコン

ベルトコンベアのベルト・パーツ販売

  • 交換用部品の購入
  • 部品の劣化や摩耗による点検と交換作業
  • 性能向上や効率化のための新部品の導入
エンドレス加工イメージアイコン

ベルトコンベアのエンドレス加工

  • 高品質なエンドレス加工作業
  • ベルトの切断における緊急対応
  • 特殊なベルト・海外製の対応
補修・修理イメージアイコン

ベルトコンベアの補修・修理

  • ベルトの部分補修・修理
  • 補修パーツの販売
  • 最適なベルトの提案
設備の保守管理イメージアイコン

ベルトコンベアの設備の保守管理

  • ベルトコンベアのある施設の定期メンテナンス
  • 急な設備トラブルの対応
  • 幅広い施設・工場の形態に対応
ゴム・ごみ処理減容機イメージアイコン

ベルトコンベアのゴム・ごみ処理減容機

  • ゴムベルト処理問題を解決する革命的機器
  • ゴムベルトを埋め立てではなく灰にして処理
  • 産業廃棄物処理コスト年間70%削減

その他の活用現場

  • 復興現場

    復興現場

  • トンネル工事

    トンネル工事

  • 製造ライン

    製造ライン

  • プラント

    プラント

  • 建設現場

    建設現場

  • 物流倉庫

    物流倉庫

よくある質問

巨大な岩石による衝撃への対策は?

投入部に「インパクトローラー」を密に配置し、ベルトの破断を防止します。

長距離(数km)の搬送コストを抑えるには?

高張力スチールコードベルトを採用し、乗り継ぎ箇所を減らすことで管理コストを削減します。

屋外設置での落雷や強風対策は?

避雷針の設置と、ベルトの浮き上がりを防ぐ「防風カバー(ウインドバイザー)」を設置します。

ベルトの摩耗状態を遠隔で知りたい。

IoTセンサーを用いてベルトの厚みを自動計測し、交換時期を可視化するシステムがあります。

ベルトコンベアに関するすべてにご相談対応可能!
back_to_top